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家具(タンス・椅子・ベッド等)について考えてみます。

皆様、こんにちわ。遺品・生前・空き家片付け 夫婦でお手伝いの万承です。

今回は、家具についてお伝えしたいと思います。

ご遺品の整理や生前の整理をさせていただいておりますが、常々考えさせられるのが家具です。
お部屋をご遺族、ご家族で片付け始められる方は多くいらっしゃいます。

お見積もりにお伺いすると全部屋を長い時間をかけて整理に取り掛かっていらっしゃるのを
拝見もしますし、お聴きすることも多いです。
しかし、我々のような業者をお呼びになるのは「もうこれ以上は無理」「心が折れた」
などとおっしゃる方が少なくありません。

人の生活空間は普段はあまり気が付きませんが、いざ片付けになると物の多さに驚きます。
現在の日本がとても豊かだと言えなくもないですが、片付けをされるご家族は大変です。

衣類ですとか、食器、紙類、小物の類はまだ何とでもなります。
しかし、家具類となると運び出すだけで大変です。


写真左は和風のタンス、右が洋風?のタンスです。
これらを家から出し、トラックに積み込み廃棄施設に持ち込むのは普通の方には本当に大変だと思います。

では、買取りはどうなのでしょうか!
万承でも以前は良い婚礼のタンスなどを買い取ってくれるところに何度となく持ち込みました。
結果は・・・・・千円単位。しかも値が付かないものが多く更に引き取りはしてくれませんので
再度持ってこないといけません。
トラックで運び人員は2名、ガソリンを使い・・・全くわりに合いません。

そこで参考までに一般論になりますが、買い取ってくれそうな基準を書いてみます。
1.製造されてから年数が経過していないもの
2.傷が少ないもの
3.人気があるもの=需要が多いもの アンティーク家具
4.ブランド家具、流通量が少ないプレミア家具

参考までにブランドの1部をご紹介します。
カッシーナ、アルフレックス、B&B、ドマーニ、カリモク家具、ウニコ、フリッツ・ハンセン、ハーマンミラー、
イームズ、イデー、マリメッコ、シモンズ、フランスベッド、天童木工、カッペリーニ、ダニエル

如何でしょうか。私たち遺品・生前整理のプロでも殆どお見かけしないものばかりです。
中には定価より高いものもあるようですが、それはごくごく稀な物なのです。

もう一つは時代と共に居住空間と収納が変化した事があると思います。
昔は結婚すれば女性が婚礼家具を持ってくるのが普通でした。
しかし、今の住まいには最初から収納スペースが多くありますので
大型のタンスなどは入るスペースも無いですし、新たに買われる事も少なくなったのではないでしょうか
大型量販店で売っているおしゃれな小さめの家具が売れるのも時代の変化だと思います。

とは言っても、「やはりもったいない」
そこで万承では以前よりブログでも記載しました海外でのリユースに力を入れているわけです。


写真のような買取りは無理、でも海外ならまだ使ってもらえる。捨てなくて済む。
取引先にリユース出来そうなものは無償で持って行っていただける会社様があり
もちろん、ご依頼者に必ず許可を頂戴するのですが、殆どのご依頼者様に快く許可をいただいております。
本当にありがたい事です。
但し、残念な事は和ダンスが対象外であることです。
桐を使用した良い和ダンスがあってもこれは海外で人気が無いようです。

万承ではこれからもリユース品に力を入れて「もったいない」を合言葉に
使用できるものは再度海外でも使用していただく!
頑張って家具の第二ステージに送り出したいと考えております。
皆様のご理解をお願い致します。

   春日井市、名古屋市、小牧市、瀬戸市、尾張旭市、犬山市
       多治見市はじめ東濃地域
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