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相続の放棄について改めて考えさせられました。

こんにちわ。夫婦でお手伝いの万承です。
このところ朝晩がめっきり冷え込んで参りました。

コロナは感染者の数が減ってきたと思いきや、新たにオミクロン株の
話題が出始め、やはりwith CORONAVIRUSなのかと話しております。
我々夫婦は注意をしながら頂戴した仕事をしております。

そのような中で先日、あるご依頼を頂戴しました。
通常とは少し異なるケースでしたので参考までに記述します。

3DKの賃貸で男性がお一人でお住まいで、
ご家族との関係も永年にわたり途切れている状況でした。

当初はご遺品の整理という事でお伺いしたのですが
状況を詳しくお聴きしましたら故人と疎遠であったことから
相続財産がプラスなのかマイナスなのかもはっきりしないという事で大変お困りでした。

ここで相続の最初の段階について簡単に記します。
(法の専門家ではありませんので、詳しくは弁護士、司法書士の方にご相談ください)
・相続人は被相続人の相続開始を知ってから3か月以内に・単純承認・限定承認・相続放棄の
 いずれかを決めなければならない。
・3か月以内に限定承認も相続放棄もしなかった場合は単純承認として相続を
 したことになります。
・単純承認とはプラス、マイナス両方の財産を全て相続する相続処理です。

今回は、相続をどうするのか決める材料が無い事が発端となりました。
そこで万承では、ご依頼者からの相談もあった事で、司法書士の先生ををご紹介致しました。

それと同時に先生にアドバイスを頂戴し、住居内の品々を仕分けし判断材料をお探しする作業を
お引き受けしました。
処分して良いものといけない物を先生立ち合いの下、お聴きし処理をさせていただきました。

室内は結構汚れた状態で、特に新聞紙が大量に床に敷かれており、作業としては
手間がかかりましたが、全ての部屋の仕分けを完了させて、ご依頼者にお渡しが出来ました。
このようなケースでは処分して良いものとそうでないものとの判断が難しいと思います。
やはり専門家にお聞きして処理をするのが一番良い方法であると思います。

この後は、司法書士の先生にご依頼者が相談していただき、上記の3つのうちどれを
採られるのかによって後の作業が変わってきます。

十人十色と申しますが、人生は人の数だけ存在します。
私たちもいろいろなケースに対応できるように各専門家と連携を強化していく
必要を感じました。

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